中村 碧

 「こんなものが将来なんの役に立つんだ」数学の授業をしていると、こういう言葉をよく問いかけられます。確かに、因数分解や一次関数などは日常生活ではほぼ使われることはありません。では何故数学なんてものをしなければならないのか。それは、数学を通して身につく「ちから」が大事だからです。

 皆さんはカラオケに行ったことはありますか?私は歌うことが好きなのでよく行きます。ただ、すぐ近くにカラオケが無いので、電車やバスを使ってカラオケに行きます。また、カラオケには制限時間があるので、その中で何曲歌えるかって考えたり、終了時間まであと何分かとか気にしますし、帰るのは何時ごろかなと時刻表をチェックしたりします。実はこれ、数学を通して身につく「ちから」に非常に密接な関係があるんです!

 「カラオケで楽しむためにはどうすればいいでしょうか」という問題に対して、全く意識せずに「計画を考え」「何がよりよい方法かを判断」しているんですね!友達と行く場合は、友達に「伝え」ます。

 これと同じことを、例えば2~3歳の子供が出来るでしょうか?出来ませんよね。ではなぜ私は、あなたは出来るようになったのでしょう・・・?

 是非、数学を通してこのような「ちから」を皆さんで一緒に身につけ、鍛えていきましょう!