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令和6年度 入学式 ―「心が揺さぶられるような体験」―


4月9日、本校で入学式が挙行されました。
毎年この季節はどんな新入生が入ってくるのだろうかと我々教員一同もワクワクしています。

新入生は緊張しながらも端々に笑顔が見え、これからの高校生活に大きな期待をしているのが見て取れました。

そんな新入生に向け、校長が以下のようなメッセージを伝えました。

≪学校長メッセージ≫
ご入学おめでとうございます。
洛陽総合高校では大切にしていることがあります。

それは生徒皆さん一人一人に生きる理由に出会って欲しいということです。
心が揺さぶられるような体験があれば、その体験を通じて感じたことから自分はこれをやりたいという将来の目標が生まれます。
現代の社会は変化が激しくて、明日ですら何が起こるかわからないような時代です。
大人でも激しく移り変わる世の中でどう生きていくか、戸惑うことも増えていると思います。

昨今では、人工知能も急激な発達というのが話題になっています。
ビジネスの世界でも、例えば医学の世界でもいろんなところで活用が進んでいます。
5年、10年先を考えていくと、もしかしたら生き方も人工知能が示してくれるような時代が来るかもしれません。

ただ、どんな質問に答えてくれる人工知能でも答えられない質問があります。
それは、「私は何のために生きるのですか?」という質問です。
これは自分で決めなきゃいけない問いです。何のために自分は生きるのかということです。
何を信じて人生を決めていたらいいのか。
本当に分かりにくくなっている時代だからこそ、皆さん心が揺さぶられるような体験、そしてそこから生まれる生きる理由というものがますます大きな意味を持つようになっていくというふうに思います。

皆さんは、「生きる理由は何ですか?」と聞かれても答えにくい、答えられない人もいると思います。
答えられる人もいるかもしれませんが、この人はその理由を大切にしてください。
答えにくいなと思った人は、色々なチャレンジをすることが必要なことです。
新しいことをする不安あると思います。
けれども、そういった不安を乗り越えて、日々いろんなことにチャレンジする人はたくさん心が揺さぶられるような体験に出会いやすくなります。

新入生の皆さんには、洛陽総合高校の学びの機会を大いに活用して、チャレンジして心が揺さぶられるような体験に出会ってほしいと思っています。
これから洛陽総合高校の先生達と一緒に一人一人の将来の向けて生きる理由探しをしていきましょう。

新入生の皆さん、この度はご入学おめでとうございます。
我々教員一同