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記録し、振り返ること - 前期終業式 校長訓話 –

前期終業式の訓話で校長先生は生徒たちに「記録し、振り返る」ことの大切さを伝えました。

今年度になって、校長先生が全校集会等でお話しされたことについて、その振り返りから始まりました。

その内容、覚えていますか?
なかなか覚えていない人も多いのではないでしょうか。

そこから話は続きます。
「(笑話の内容など)人は忘れてしまいます。だから変わりません。良い話を聞くことがあると思いますが、1週間経つと多くの人が忘れてしまいます」と。

そして、
「今の時代、色々なことにチャレンジする時には、昨日と同じことだけ続けているだけでは足りません。チャレンジして、それを振り返って、どうだったかということを考えていく必要があります」と続いたところで、校長先生は自分が20年ほど続けていることを生徒たちに紹介しました。

本を読んだり、色々な人の話を聞いて、「ああ、なるほど。確かに良かったな。その通りだな」って思ったことは全部書き留めていると。

書き留めた手帳を、いま読み直してみると・・・「この言葉、当時は自分に響いたのかもしれないが、今の自分には響かなくなったというようなことがあります。」
「忘れてしまうことがあることを前提にして、学んだことや、自分の心に響いたことを書き留めて、いつも見返せるような状態にしておくことが大切です。」と、いいなと感じたことを記録して、時々それを見返して、振り返るということが大切です。

メモを取るという習慣は生徒たちからすると、あまり馴染みのないものかもしれません。しかし、今回の校長先生の話を聞いて、ちょっとしたことでも書き留めておくことから始めてみてはどうでしょうか。

今年度もあと半年です。前期の自分を振り返りながら後期の学校生活に臨みましょう!