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オリーブオイルが止まらない!?~西洋料理~【調理系列】辻学園調理・製菓専門学校 実演講義③


2月16日(火)中華料理、日本料理と続いて3回目の実演講演。本日は西洋料理(イタリア料理)の実演講演が開かれました。
前回とは違い今回は1年次生が対象の講演。

本校の調理系列では、調理実習をたくさんこなしていくだけではありません。料理の文化や背景にも触れていき理解を深めていくという活動をしています。

では、今回はどのような内容だったのか振り返っていきましょう。
講義を担当して下ったのは西尾先生。アマトリーチェ風スパゲッティということで、まずは肝のソースの作成から開始します。

西尾先生はソースを作りながら色々なことを話してくださいました。イタリアの味付けをはじめとした食文化のお話、食品の性質などを丁寧に説明してくださいます。他にもたまねぎの「甘み」を増す調理方法の紹介、塩の有効な使い方、パンチェッタという素材の紹介など、その解説は多岐に渡りました。


中でも調味料として塩やオリーブオイル、ワインが大量にかけられる様子は圧巻。計算された大胆さに生徒は驚きを隠せなかったようです。
スパゲティが完成した後は、西尾先生に加え、ご来校頂いた冨士先生、武村先生にもお話しいただきました。

冨士先生は語ります。「いかにおいしく作るか」「いかにおいしそうに魅せるか」単純な料理技術だけでなく、盛り付け方から、ツイッターやインスタグラムをはじめとしたSNSへの上げ方。写真の撮り方。そのすべてが「クリエイティブ」な仕事であると語ります。そのようなことが好きな人は調理師に向いていると生徒にメッセージを送りました。

生徒たちも様々な発見があったようで「学校に興味が出た」「あんなにオイルを入れて大丈夫なん!?」と興味津々の様子でした。
これからも、魅力的な講演の様子を追っていきたいと思います。

辻学園調理・製菓専門学校の先生方、ありがとうございました。

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