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菜食主義でも意外と違った【調理系列】特別講演


1月21日(木)に調理系列で特別講演が行われました。
合同会社プラントエイトから玉木千佐代さんにご来校いただき「ベジタリアン」と「ヴィーガン」についてご講演いただきました。

皆さんは「ベジタリアン」と「ヴィーガン」の違いはご存じでしょうか。

肉を食べない人のことでしょうか?
動物由来のものを食べない人のことでしょうか?

それらはどちらも正解──なのですが、それだけでは説明できない違いが両者にはあるようです。

簡潔に言えば一般的なベジタリアンの方々は「肉」や「魚」を食べない方々(一部食べる方もいます)のことですが、
ヴィーガンの方々はたとえば「卵」「乳製品」「はちみつ」なども口にしません。完全菜食主義者ともいわれます。

というのも「ヴィーガン」の方々の思いには「持続可能な地球」「すべての生物にやさしくある世界」といった考えがあるようです。

豚や牛などといった食用の動物を食べる時、当然ながら彼らを育てていくリソースが必要となります。特にエサ(麦など)などは膨大な量を1日に消費しているとのこと。

「ヴィーガン」の方々は動物を食べないと同時に、エサ(麦など)の消費を抑えることで、すべての動物に優しいだけでなく、合理的に持続可能な社会を目指している思想を持っているということです。
他にもブロッコリーからタンパク質がとれるなど、私たちが知らない生活の知恵を持っています。

色々な思想を知ることはグローバル化が加速する今では重要なことでしょう。
この講演を機会に、生徒たちの視野を広げていけるよう私たちもサポートしたいと思います。