Q & A

問いと答え

QUESTION
  • 055
  • 学びと成長

「若いうちに苦労した方がいい」と言いますが、苦労して良かったことは何ですか?

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ANSWER. 06

「苦労」というと怖そうな気がしますが、 「経験」とという言葉に置き換えてみましょう。 耳で聞いたこと、頭で理解したことと、経験したことは全く違います。 私はその失敗を含む経験を、 なるべく人生の早い段階でしたほうがいいと思っています。 なぜなら、経験をした自分が、この先生きていくのと 経験を後回しにするのでは、人生の展開が全く変わってくるからです。 私は自分で会社を立ち上げたことで、経営者の気持ちがわかります。 またその前に、デザイン事務所で働いたことで、デザイナーと雇用される側の気持ちもわかります。 子供を持ったことで、子供の目線もわかるようになりましたし 小さな赤ちゃんをかかえる親の大変さがわかるようになりました。 そのようにどんどんと世の中のことがわかるようになります。 また、失敗は辛いものですが、若い時の苦労や失敗は重傷になりません。 なるべく重傷にならないうちに、たくさん経験と失敗をして 視界を広げておくことで、人生の選択肢が広がっていきます。 若い時に苦労をしたほうがいい理由は、復元力を養い、人生の選択肢が増えるからです。

SHOWKO
陶芸家 / 40代 / 女性