谷山 悠子

 私はいつも歴史の授業の初めに次のように言います。

 「過去の出来事や人物に対して自分が感じたことを大事にしましょう。なぜなら歴史を学ぶということは、過去をたどることを通して、今を生きる自分について考えることだからです。」

 皆さんのこれからの長い人生において、必ず自分について考える時がくるでしょう。例えば、進学、就職、恋愛といったものです。否応なく自分について考えなければならない時がきます。 なぜなら、自分のことが分からなければ、進むべき道を見つけることができないからです。また他者と理解し合うためには、自分を発信する必要があるからです。こういった時に、歴史を学ぶことによって身につけた思考方法はきっと役に立つと思います。

 歴史を通して様々な人びとの営みに触れてみませんか。懸命に生きる人びとの姿は、きっとあなたを励ましてくれるはずです。