多賀 淳

 前職では焼き鳥屋で店長をしていました。国語科の多賀です。正直に言って、焼き鳥を焼くのに、直接的に漢文や古典を使うことはありませんでした。使うとしても店の看板の字体が、古文に通じるものがあるというぐらいです。では、勉強しなくて良いのかというと、それは違います。もし自分の将来やりたいことに古典や漢文を使う機会ができたとき、皆は一から勉強を始めますか?学校で少し学んだというだけでも選択肢が広がります。「聞いたことがある」と「まったく知らない」では、天と地ほどの差があります。そう、今勉強していることが役に立つかなんて、今この場でわかるものではないのです。将来の自分の選択肢を広げる為、色々な知識を入れておくことは、きっとプラスになります。私はそれまでにも様々な職種を渡り歩き、仕事を選ぶ際には、自分の好きなこと、興味があることを、まずはやってみるというスタンスで決めてきました。そして、それまで学んだ知識、体験したことに無駄なことは一切なかったと思っています。皆にも、無駄なことはないんだという気持ちで授業を受けてほしいと思います。試験の為の勉強だけでなく、知識を共有していく場として、授業を行いたいと思っています。これから一緒に、楽しく授業をやっていきましょう。