三宅 愛未

 皆さんは今まで何冊もの本を読んできましたか?私が高校生の頃、国語の先生にこのように言われました。「どんな本でもいい。一年間に100冊読みなさい。達成した時、君たちは何かに気付くだろう。」―私はその言葉に取り憑かれ、100冊読もうと多くの本を手に取りました。それまでは推理小説しか読まなかったのに、歴史小説やファンタジー小説、文学史的作品や詩集も読みました。

 そして100冊目を読み終えた時、私は先生が言っていた「何か」に気付くことができました。それは「自分の視野がいかに狭かったのか」ということでした。様々な本を読んだことで、「このような考え方もあるんだ!」と思えたのです。

 本には著者の考えや知識が沢山詰まっています。それらを読み解くことで、多くの考え方や知識に触れ、自分のものにしてほしいと思います。国語の授業では、皆さんが読書を通じて「何か」に気付くことができるよう、一緒に読み進めていきたいと思っています。