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令和5年度 入学式 ―「生きる理由に出会ってほしい」―

昨夜より降り続く雨に、散りゆく桜。
しかし、散った後の桜の木には、緑の若葉があふれています。
そして1年後にまたきれいに咲くための力をため込んでいるようにも感じられます。
その若い新緑のような新入生272名を本日迎え入れることができました。




入学式で、校長先生は真新しい制服に身をつつまれた新入生たちに丁寧に語りかけられたメッセージです。




≪学校長メッセージ≫
洛陽総合高校が大切にしていること
洛陽総合高校は、生徒の皆さん一人一人に「生きる理由」に出会ってほしいということです。

生きる理由とは
社会で情熱を持って生きている人たちには共通して、そのきっかけになった、心が揺さぶられるような体験があるように思います。心が揺さぶられるような体験があれば、その体験を通じて感じたことから「自分はこれをやりたい」という、将来の目標が生まれます。「何のために自分は生きているのか?」ということを言える人は、どんな状況でも強くいられます。それは「心の強さ」です。

「心が揺さぶられる体験」とそこから生まれる「生きる理由」
何を信じて人生を決めていったら良いのかが、ますます分かりにくくなっていく時代だからこそ、「心が揺さぶられる体験」と、そこから生まれる「生きる理由」がますます大きな意味を持つようになると私は思っております。

今、「生きる理由」を問われても、答えられない人もいると思います。
もちろん、答えられる人は、その理由を大切にしてください。

「心が揺さぶられるような体験」に出会ってほしい
答えられない人に必要なことは・・・そう、チャレンジすることです。新しいことをする不安を乗り越えて、日々いろいろなことにチャレンジする人は、たくさん「心が揺さぶられるような体験」に出会いやすくなります。新入生の皆さんには、洛陽総合高校の学びの機会を大いに活用して、チャレンジし、「心が揺さぶられるような体験」に出会って欲しい。

そして、校長先生は最後に、
「これから洛陽総合高校の先生たちと一緒に、皆さん一人一人の将来に向けて『生きる理由』探しをしていきましょう。」とじっと視線を注ぐ生徒たちに語りかけ終わりました。