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生徒が紡ぐ、中京のみらい! 当日編 (中京みらい図鑑 成果報告会に参加しました)

(本記事は準備編の続きになります)

さて、当日。
予定よりちょっと早めの時間に集合完了。


参加者は発表団体を含め98名。思っていたより多い参加者に驚く生徒たち。
発表する相手が学生ではなく一般の方に対して、ということもあり生徒たちは、時間の経過とともに高まる緊張。しかし、自分たちの活動成果をとても多くの人に見て頂くことについて、アドレナリンが放出されていたようにもみえました。


そもそもこの取り組みに至るまでを振り返ってみましょう。
このプロジェクトは洛陽総合高等学校をもっと魅力的な学校にするにはどうすればよいかを生徒とともに考えるところからスタート。
その中で、生徒たちから「自分たちがもっと何かに参加して楽しんでいる姿を見せる事が大切」という意見が。

そこから生徒たちが中心となり、自分たちがキラキラと輝ける取り組みはないかという観点で検討。そんななか、中京区様より「朱雀第三学区のデジタル回覧板導入があるんだけど、自治会の役員の方、スマホをうまく活用できないみたいなんだ」と地域が抱えている課題が提起されました。そこで朱雀第三学区の自治会の役員の方々にLINEの使い方を本校の生徒たちがマンツーマンでレクチャーすることになったんです。

こうして行った3回のスマホLINE教室。その成果発表ということで今回の報告会の参加に至りました。

この成果報告会全体のキーワードは「地域とともに」。
この成果報告会に参加して生徒たちが感じたこと。
「自分たちが行ってきた活動が地域への貢献となり、地域の活性化に繋がること」だと実感できたようです。



本校の発表を聞いてくださった方のコメントです。
「本当にいい取り組みでしたね。自分たちが当たり前だと思っていることでも、相手が変われば全然当り前のことではないことがあるということに気づけましたね」と。

コーディネーター役の大学の先生も、「高校生の取り組み。地域を巻き込んで、上手に関わっていくことができましたね」というコメントをいただきました。

この一歩が生徒たちの大きな成長につながっていきます。その姿を目の前で感じることができました。自分の心の声を素直に聞いてみる。自分と向き合って取り組んだ結果、今まで、自信がなかったことについて、自信が持てた。できなかったことができるようになった。本当に素敵な経験を積み重ねられたと感じました!

みんな、キラキラ輝いていました!!

なんと、2月18日、25日には朱雀第三学区の方々からのお願いで、もう一度スマホ・LINE教室を再び開講する事になりました。今後も生徒たちの思いと一緒に地域貢献に取り組んでいこうと思います。