最新情報一覧

本を読むだけじゃ物足りない?ならば選書をしてみましょう!──放課後特別講座「選書ツアー」


本を読むだけじゃ物足りない? ならば選書をしてみましょう! ~放課後特別講座 選書ツアー

これは本が好きな人に送る言葉ではあるのですが、本を読むだけじゃ物足りなくなることってありませんか? 「この本を推したい!」という思い溜まっていませんか?

さて、本題です。皆さんは最近、本読んでいますか?
私は読書が趣味ということもあって、本は(ジャンル問わず)読んではいますが、世間的にはどうでしょう?

本に頼らずとも様々な手段でお話も読める時代。知識も得られる時代。わざわざ紙の本を読まなくてもよい時代が来ています。電子書籍も進化していますから、紙の本が「絶対」ではない世の中になっているでしょう。

それでも。
紙の本は面白い。選んで、手にとって、読んで、面白い作品に出会うことができたり、お気に入りの作家を追っていく気持ちはどこか恋に似ているような気がします。

さて今回の放課後特別講座では「本」を「テーマ」に選書ツアーを行いました。本来ならば、書店に行き、本を選び、そしてポップ(広告)を作るという講座でしたが、本年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり実地で選ぶのはやむなく中止。
インターネットで作品を調べ、取り寄せ、その本に対してポップを作るという内容で1月13日(水)、1月22日(金)の両日で講座を行いました。

では、どういう風にすれば好きな本の魅力が伝わるだろう?
ビブリオバトルなら色々と自分の思いを伝えられるけれども、文字や絵だけでどうやって本の魅力を伝えることができるだろう。

※ビブリオバトル
 京都大学発祥。
「面白い」と思った本を持ち寄り1人1人が5分程度で順番に本を紹介していく読書会、輪読会。すべての発表が終わった後、参加者全員で会議を行い、どの本が読みたくなったかを決めるような試みのこと。

まるで広告会社の仕事のように工夫し、できた作品がコチラ。


図書室の一角が小さな書店になったようです。

もし本校の図書室に立ち寄ることがあれば、「読むだけじゃ物足りない」思いから生まれた厳選図書をぜひ、手に取っていただけたらと思います。